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強気に出るのはケシエ?
インテルはバルセロナからフランク・ケシエを獲得するのだろうか。スペイン『Sport』は、その可能性が十分にあるとみている。ただ、取引の実現には、いくつかクリアしなければいけない問題がありそうだ。
バルセロナは財政状況改善のために人員整理が必要で、絶対的な戦力でないケシエは放出候補になっている。そこで以前から浮上しているのがインテルだ。
インテルにとってケシエは安くないが、本人の希望は後押しになるかもしれない。ケシエは自身の去就についての決定権を握りたい考え。バルセロナとの契約が残っている状況なだけに、自分がノーと言えば、バルセロナは放出できない。だからこそ、強い立場でいるつもりで、インテルでセリエAに復帰するということをリクエストしているという。
ただ、インテルも資金難。ケシエの移籍金をキャッシュで用意することはできない。デンゼル・ドゥンフリースやホアキン・コレアは放出可能という位置づけだが、こちらはバルセロナが望んでいない。また、マルセロ・ブロゾビッチについてもシャビ監督のプライオリティーではなく、疑問が残るとされている。
インテルの交渉が本格化するのは、チャンピオンズリーグ決勝が終わったあと。バルセロナはイングランドかドイツのクラブに売りたい意向で、最低でも3500万ユーロは欲しいと考えているという。具体的にはリヴァプールやトッテナムが挙がっているとされるが、インテル加入はあり得るのだろうか。