チェルシーの値引きがレンタル延長のカギ
ロメル・ルカクはインテル残留の意思が揺らいでいない。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が5日に伝えた。
昨年夏にチェルシーからのレンタルでインテルに復帰したルカクは、これからの数週間で2つの目標達成を目指している。チャンピオンズリーグ制覇と、インテル残留だ。
同紙によると、ルカクはこの数日間でインテルの首脳陣に対して、「チェルシーでのことはもう終わったこと」と繰り返し伝えているという。その意思はマウリシオ・ポチェッティーノ新監督の誕生でも揺るがず、「鉄の意志を持っている」とのことだ。
チェルシーとしても、ルカクの復帰はあまり考えていない。ただ、問題はやはり金銭面で、インテルは負担額の少ないレンタルを望んでいる。それがなければ事実上不可能で、最終的に選手の意思が決定打になることを期待している様子だ。
『ガゼッタ』は、「このベルギー人は、決意したことは最終的にやり遂げてきた。ヨーロッパ王者として、さらに強い意思を持つに違いない」とつづっている。