イングランドでの成長を感じるカザデイ。カルボーニとは「ピッチで会えたら最高」

インテルで育ったU-20イタリア代表の柱

U-20イタリア代表のチェーザレ・カザデイが、U-20ワールドカップ2023での挑戦に燃えている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が同選手のインタビューを紹介した。

カザデイはインテルの下部組織で育ち、昨年夏にチェルシーへ移籍。冬の移籍市場でレディングにレンタルされている。インテルでは有望株だったが、資金繰りのために売却された形。イタリアでトップデビューを果たす前にイングランドへ渡った。

イタリアでプレーに注目が集まる前に新しい舞台に挑戦することになったカザデイは、U-20ワールドカップ初戦のブラジル代表戦で2ゴールを挙げるなど大活躍。プレミアリーグの強豪が関心を示した理由を存分に見せつけている。

イングランドでの成長

「この1年であらゆる面で成長できたと思う。いつも練習から全力だ。監督たちと話して、いつも自分が何をすべきか確認しているよ」

レディングではトップチームでプレーしている

「ユースチームからトップチームというのはかなり大きなステップなんだ。簡単じゃないけど、これも成長だね」

チェルシーは1500万ユーロを支払った。その重圧は？

「全然感じていないよ。僕はピッチのことだけに集中するから落ち着いている。僕は冷静に待った。起こることは起こるもので、それを待つだけだったよ」

インテル時代にニコラ・ベルティの動画を研究していたというのは本当か？

「彼はフィジカルを活かして足もとにボールを置いた選手だね。YouTubeで動画を見て、僕の目標の一人になったんだ」

U-20アルゼンチン代表ではバレンティン・カルボーニが10番を背負っている

「ピッチで会えたら最高だね。それにイタリア対アルゼンチンなんてことになったら、ブラジルと当たるのと同じようにすごいことだ。ビッグマッチになるね」

U-20イタリア代表は招集できなかった選手もたくさんいる

「ワールドカップなんだ。これはサッカー選手としても人としても大きな機会だね。いない選手は関係ない。彼ら次第じゃないしね。それぞれに理由があってこられないだけで、僕はいない選手のことを考えている場合じゃない。熱意を持って魂を捧げるチームメートと戦い抜くことに集中しているよ」

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