ベッラノーヴァとアスラニは課題も
インテルは21日のセリエA第36節でナポリと対戦し、1-3で敗れた。イタリアメディアの選手採点を紹介する。
ワースト評価は満場一致でロベルト・ガリアルディーニ。今季で退団濃厚の29歳は、インテルで最後の先発とも言われたゲームで際どいスライディングを連発し、41分で退場した。普段警告を受けた選手を早めにかえることでお馴染みのシモーネ・インザーギ監督も、ハーフタイム前の退場とあっては手を打てなかった。退場前にも危険なプレーがあり、周囲から注意を受けていたにもかかわらず、結局退場になった。
『FcInterNews』と『TMW』は、ガリアルディーニにそろって4の採点。「2枚目のカードはジャッジミスだとしても、彼は退場になろうとしているようだった」と酷評している。
ゴールを決めたロメル・ルカクや、ニコロ・バレッラ、アンドレ・オナナあたりが共通して好評価。普段はベンチのクリスチャン・アスラニとラウル・ベッラノーヴァは及第点が付いた。
アスラニに6を付けた『FcInterNews』は「可もなく不可もなく。自分の役割でベストを出そうとしているが、あまりにも控えめで無理なプレーをすることがほとんどない」と、課題も指摘した。
ベッラノーヴァは今季初の2試合連続先発で、4試合連続の起用となっており、信頼は高まっているところ。「ドリブルの正確性が悪く、ナポリのハイプレスに苦戦したが、スピードと献身性で貢献。個性を発揮した」として、6が付いている。