インテル指揮官唯一の功績は「ダルミアン」
アントニオ・カッサーノが19日の『ボボTV』に出演した。チャンピオンズリーグでのインテルの決勝進出や、イタリア勢のヨーロッパでの躍進に触れている。
「ミランはブラヒム・ディアスとラファエル・レオンにチャンスがあった程度で、2試合を通して、より強いチームを持っている方が勝った。それはパオロ・マルディーニやステファノ・ピオリも認めていることさ。どちらもよくやってきたけど、この道のりででっかい運もあった。ベスト16も準々決勝もね。トッテナムはプレミアリーグで8位のクラブだし、ベンフィカはポルトガルで最高のサッカーをしているけど、インテル戦ではそうでもなかった。ポルトもそうだ」
「オレはインテルの決勝進出を称えている。でも、イタリアカルチョが復活したとは言えない。抽選で幸運があったからだ。ミランは戦力的にトップ4に入れば上出来だ。インテルはセリエAでユヴェントスと並んでトップの戦力を持っているし、決勝進出は妥当だ。でも、カンピオナートでナポリと勝ち点20差はね」
「シモーネ・インザーギに対することは変えない。オレからみて、やっぱ交代すべきだ。もちろん、彼の仕事ぶりは称えるけどね。でも、そもそも強いチームがある。唯一の功績は、マッテオ・ダルミアンをミラン・シュクリニアルの位置で適応させていることだ。それ以外はインテルに合っていない」
「近年でいえば、ピオリの方がずっと良い結果を出している。彼はイタリアで何も結果を出していないし、チャンピオンズリーグ決勝行きは運に恵まれた」
「ピッチにはフリーで獲得した選手が7人いる。みんながジュゼッペ・マロッタの功績を称えるが、ピエロ・アウジリオが奇跡的なほどヤバイって言う人もいるね。マロッタはインタビューを受けて、アウジリオが奇跡を起こす。マルディーニはマロッタより優秀だ」