CLミラノダービーに油断なしのインテルDF
インテルは16日のチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグでミランと対戦する。フランチェスコ・アチェルビが試合前日会見に臨んだ。
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ベンフィカ戦のアプローチが必要か
「もっと、だね。これは準決勝で、相手はミランだ。もちろん逆転を狙っている。僕たち次第だよ。アプローチと気持ちがカギだ。ミランはとてつもないことをしようと意気込んでいるけど、僕たちも準備はできているよ」
「強いチームが相手だけど、僕たちだって強い。試合に向けて集中している。もし、僕たちの中に1%でも、もう突破したという考えがあったら、大きな間違いをおかすことになる。でも、僕たちはそんなことしないよ。さらに厳しい試合が待っている。ラウンドを突破するために、全力で挑む」
2-0の先勝で確信を持てないのはなぜか
「確信なんてないよ。ファーストレグを終えたときにまだ前半が終わったらだけだと分かっていたから、そこまで大喜びをすることもなかった。まだ何も成し遂げていない。バランスを取って、正しいアプローチが大事だ」
毎試合プレーする秘訣は?
「しっかりと休養を取ることだ。いつも準備を整えておくように意識している。次の試合のために肉体的な回復に努めているんだ。起用するかは監督次第だけど、常に高いレベルで準備を整えておくことが大事だ」
どうやってインテルでターンオーバーを受け入れる空気ができたのか
「インテルにいれば、どの選手も代わりの選手がいる。それをみんなが分かっている。自分と同等の選手はいて、だからこそターンオーバーがあり、休みもある。自分と同じように活躍できる選手がいるからこそ、お互いに助け合う意識を全員で持たなければいけない。成熟の証だね」
昨季はラツィオで落胆があった。インテルでは大きなものを得ている
「それは過去のことさ。正直に言えば、ミステルに感謝しないとね。彼がいなかったら、僕がここにいることもなかったはずだ。でも、とにかく自分のためにも仲間のためにもベストを尽くすことだけだ。自分のことを証明するわけじゃなく、カルチョをしている限り、いつだって自分の道を進んでいく。自分が何をしたくて、どうするべきかのかは分かっている。ここまで導いてくれたミステルと仲間に感謝だ。あとは選手がやることだね」
ラファエル・レオンが出てくると戦術も変わるのか
「様子を見るよ。彼は僕たちに比べて良い状態とは言えない。明日はプライドを懸けたゲームになる。最大限やらないとね。レオンはミランのベストプレーヤーで、最も決定的だ。チーム全体で止めないとね」