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キャリア最大の一戦に気を引き締めるインテル指揮官
インテルは16日のチャンピオンズリーグ準決勝セカンドレグでミランと対戦する。ファーストレグで2点のアドバンテージがあるシモーネ・インザーギ監督が、試合前日会見に臨んだ。
キャリアで最大の一戦。必要なものは?
「ベンフィカ戦の前にも言ったが、みんなで一緒に戦うことだ。ティフォージはいつだって支えてくれるから心配ない。我々は冷静な頭と熱いハートで戦うことが大事だ」
ホアキン・コレアとラウタロ・マルティネスの状態
「コレアは(サッスオーロ戦で)交代を要求した。そうでなければ私は下げていなかったよ。彼は私を満足させてくれている。感触は悪くない。これから状態をチェックしてメンバーに入れるかを決める。ラウタロ・マルティネスはとても良いね」
ファーストレグとの違いは?
「とても重要な試合で、これが意味することを我々は分かっている。しっかりと解釈することが大事だ。自分たちのアドバンテージは分かっているが、それを管理するのではなく、インテルらしいゲームをすることが大事だ」
ロメル・ルカクとはどんな取り組みを?
「彼が何をできるかはみんな知っている。監督としては、熱意を持って彼をここに連れてきた。彼もブロゾビッチも残念ながら負傷で長い離脱になってしまった。それによって苦しむことになったが、彼らなしでも良い戦いをした時期もある。ただ、こういったコンディションになったとしてもルカクは週3回のプレーが厳しいだろうということは理解している」
明日は引き気味になるのか
「明日の試合についての考えはあるが、試合がどうなるかは分からない。チャンピオンズリーグ準決勝まできた昨季の王者と対戦するのだから、ラファエル・レオンが出るのかどうかに関係なく、チーム全員でピッチ全体を全力でケアしなければいけない」
ハカン・チャルハノールのレジスタ起用
「ブロゾビッチを欠いたときに、彼がとても重要な代役になると考えた。とてもよくやってくれたね。ダルミアンもそうだ。今までやったことがない3バックの一角としてプレーしている」
「私は適応力のある選手を指導できて幸運だ。ルイス・アルベルトもそうだった。ウインガーだった彼がヨーロッパで最も有力なインサイドハーフの一人になっているね」
“インテルらしいプレー”ができるかどうかは自身の手腕にかかっているのか
「間違いなくそうだ。相手のことも分かっている。だが、我々はとても良い状態にあり、このレベルの戦いができる準備がある。ダービーではなかったが、ベンフィカ戦もそうだったし、サッスオーロ戦もトリッキーなゲームだった。我々はしっかり乗り越えてきたよ」
大きなアドバンテージが落とし穴
「チームは成熟しているし、真剣そのものだ。まだ決まっていないことは分かっている。強い意思を持ってたくさん走るゲームをしなければいけない」