再び給料カットに応じる意向のベルギー代表FW
インテルはロメル・ルカクを残すことになるのだろうか。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が15日に現状を伝えた。
ルカクは昨年夏にチェルシーからのレンタルでインテルに復帰。負傷離脱もあり期待された活躍には遠く及ばなかった。それでもここにきて調子を上げており、サッスオーロ戦では見事なドッピエッタを披露。一時は残留があり得ないと報じられいたが、風向きは変わっている。
ルカクの希望は、以前からインテルでのキャリア継続だ。しかし、800万ユーロという年俸負担がインテルにとっては重い。来季のチャンピオンズリーグ出場権を逃すチェルシーもルカクを安値で引き渡すわけにはいかないため、レンタル延長の交渉も簡単ではない。
昨夏インテル復帰を熱望したルカクは、それを実現させるために年俸のダウンを受けた。『ガゼッタ』によると、ルカクは再び給料一部カットに応じる姿勢だという。
ただ、同紙はそれだけでは十分ではないと指摘。チェルシーにも負担してもらわないと、インテルにとっては厳しい状況だ。ルカクの弁護士であるセバスティアン・ラデュレらが動き出し、チェルシーに働きかけているという。
チェルシーはインテルの守護神アンドレ・オナナに興味を持っており、インテルはチェルシーのトレボ・チャロバーに関心がある。だが、インテル幹部陣の感覚では、これらの取引をルカクのレンタル延長に絡めることは難しいという。
ようやく本来の姿を見せ始めたルカク。インテルとチェルシーは、良い解決策を導き出せるだろうか。