ルカ・ロメロ獲得の障壁はコミッション料
インテルに有望株がやってくるかもしれない。『FcInterNews』が14日、ルカ・ロメロ加入の可能性を伝えた。
U-20アルゼンチン代表のロメロは、ラツィオに所属する18歳の若手。かつて久保建英とともにマジョルカでプレーしており、15歳255日でラ・リーガデビューを飾った神童だ。
そのロメロは2021年夏にラツィオと契約してイタリアに舞台を移したが、契約は今夏で満了。ラツィオは契約延長を打診しているものの、選手側が要求する契約のコミッション料が高すぎるとのことで、足踏みしているそうだ。
そこで、代理人を務めるフェリ・ラマダーニが他クラブに働きかけており、そこにインテルが含まれているとのこと。インテルは期待の若手獲得のチャンスに興味を持っており、検討を始めている模様だ。
前線の複数ポジションをこなせるロメロは、インテルにとって魅力的な存在。年俸は100万〜150万ユーロとされており、こちらも問題ないという。ただ、ラツィオ同様、コミッション料がネック。当面はレンタルに出すしかないであろう若手と契約するために500万ユーロと言われる大金を用意できるかは分からない。
インテルはロメロの才能を気に入っているというが、クラブの財政はこの投資を許すのだろうか。