ラウタロ・マルティネスとケアーの接触を語るかつての大物たち
10日に行われたチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグのミラノダービーは、イタリア国外でも注目になった。イングランドでは、インテルにPKがあったはずだという意見が出ている。『FcInterNews』が取り上げた。
『BT Sport』ではスティーブン・ジェラード、オーウェン・ハーグリーブス、スティーブ・マクマナマン、リオ・ファーディナンドらが出演。ラウタロ・マルティネスがペナルティーエリア内でシモン・ケアーと接触して倒れたシーンについて、自身の見解を述べている。
このシーンは、ラウタロ・マルティネスが倒れたあとで主審が笛を吹き、一度はインテルにPKが与えられた。だが、その後VARで確認。ケアーの手がかかっているものの、PKとジャッジするには軽いものとジャッジされたようで、ノーファウルになった。
ハーグリーブスは「コンタクトはあった。だから、判定が覆ったのは驚きだ。あれはPKだよ。インテルはすごく良いプレーをしたけど、チャンスを逃したし、PKももらえなかった。あまり運がなかったね」とコメントしている。
ジェラードも「ラウタロはちょっと大げさに倒れたけど、技術的にはPKだろう。接触が些細なものだったとしてもね」と語り、PK取り消しは不当という見解だ。
マクマナマンは「びっくりした」とコメント。ファーディナンドは「ラウタロは妨害された。あれはPKだった。冷静になって振り返ってもそう思う」と話している。
イタリアメディアでは特に問題視されていない様子のこのジャッジだが、結果が違っていたら議論になっていたかもしれないという程度。国によって、ファウルの基準も異なるようだ。