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CLミラノダービーに鼻息荒いインテル指揮官
インテルのシモーネ・インザーギ監督が、10日に行われるチャンピオンズリーグ準決勝ファーストレグのミラン戦に向けた前日会見に臨んだ。主な発言は以下のとおり。
心身共に良い状態。最高のタイミングなのでは?
「チャンピオンズリーグの準決勝まできた。コッパ・イタリアの決勝もある。最高の結果で良い準備ができた。明日はダービーで、その重要性は誰もが理解している。最高の形で臨みたい」
チームのスピリットは?
「良い感じだね。頭とハートの両方が必要だ。ハートの方は全く心配ない。頭はしっかり使いこなせないとね。落とし穴も予期せぬことも起こるだろう」
ラファエル・レオンのいる・いないで違いは?
「選手としてのクオリティーは分かりきっている。ただ、我々の試合のプランは変わらない。ミランとは何度もやっていて、カウンターだけのチームではない。突破も優れたチームで、全ての局面で良い対応が必要だ」
戦術練習はラファエル・レオンがいることを想定してやっているのか
「言ったとおりだ。我々は選手のクオリティーを知っている。全員がベストを尽くしてくれることも分かっている」
マルセロ・ブロゾビッチとハカン・チャルハノール
「過密日程だ。決めなければいけないが、私は落ち着いている。先発を外れたとしても、途中から非常に良いカードになる。ユヴェントス戦やベンフィカ戦がそうだったように交代も非常に重要で、みんなが力になってくれることは分かっている」
インテルは有利と感じているか?
「試合は、それぞれに物語がある。我々は隠れるのではなく、みんなで一緒に戦い対。気持ち、アグレッシブさをもって挑まなければいけない」
監督キャリアで最も重要な試合になるか
「だろうね。ここまで何度も決勝戦を経験している。これはダービーで、それが意味するものは分かっている。もちろん私も含めてだ。落ち着いているよ。選手たちが集中しきっているからね。180分の戦いになる」
ルカクの状態が上がってきたことの重要性は?
「とても大きい。だからこそ、彼を獲得した。負傷で4カ月近く離脱していたが、今はほかの選手と同じように助けてくれている。ブロゾビッチの復帰と同じように重要で、我々の武器になっているね」
カンピオナートでは多くの勝ち点を落とした。チャンピオンズリーグ準決勝の舞台でプラスになるのか
「この数カ月で起きたことは書き切れないものだ。このダービーの重要性を我々は理解しているよ」
1カ月前とインテルの状況は大きく変わった
「カンピオナートで多くの勝ち点を失ったことは分かっている。それでも耳を塞いでペダルを漕ぐと言い聞かせ、ここまできた。そうやってまた決勝(コッパ・イタリア)に進み、いまは準決勝だ。ミランという高いハードルがあることは分かっている。カンピオナートでは順位が上がっているが、こちらもまだ4試合ある。やるべきことはたくさんあるね」