ドイツメディアに説明するインテルのレジェンド
インテルとミランが対戦するチャンピオンズリーグ準決勝は、イタリア国外でも注目を集めている。ドイツ『Kicker』は、インテルのレジェンドであるジュゼッペ・ベルゴミ氏のインタビューを伝えた。『FcInterNews』が取り上げた。
ベルゴミ氏はミラノダービーについて問われると、「インテルはミランに苦しんでいるが、ユヴェントスのことも常に頭にある。我々の最大のライバルはユヴェントスで、その次にミランなんだ!」と切り出し、「だからインテルのティフォージは、いつも2つの炎に挟まれているんだ」と話した。
また、レジェンドは2つのクラブの歴史にも触れた。
「ダービーにはもともと、社会的な意義があった。インテルのファンはバウシャ(Bauscia/高慢ちき)と呼ばれ、一方でミランのファンはカシャビット(Casciavit/工具のドライバー)と言われていた。ミランのファンは労働階級が多かったから、そういうところからきているんだ」
ベルゴミ氏は今回のミラノダービーを次のように予想している。
「インテルが有利だと思う。チームが士気を取り戻して調子が良いからね。それにここ2回のダービーでも勝っているからだ」
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