ローマMFニコロ・ザニオーロは、クラブとの契約延長に前向きだ。イタリア国内のクラブへ行く場合、新天地は2つの選択肢しかないという。同選手の父が、『トゥットスポルト』に話した。
イタリアの将来を担う逸材として注目されているザニオーロ。ローマは長く同選手をチームにとどめたい考えで、現在は契約延長交渉を続けているところだ。
ザニオーロの父イゴール氏はこれを認めた上で、「ニコロはローマで順調だ。ビッグクラブで、ジェコやデ・ロッシ、フロレンツィといった先輩たちがよくサポートしてくれる」と述べた。
ザニオーロ家はバールを経営している。「パラティチがあなたのバールにエスプレッソを飲みに来たことはないか」と問われるとイゴール氏は、「彼は来ていない。ただ、代理人は絶えず来る。息子に多くのクラブが興味を持つのは普通のことだ」とコメント。
自慢の息子の将来についてイゴール氏は「まずはローマがヨーロッパの大会に行くことを願う」としつつ、「それがなくとも、クラブは息子をアテにすると思う」と語った。「そうでなければ、我々は移籍について考え出し、オファーを検討していくことになるだろう」と話している。
その行き先は「イタリア国内ではユヴェントスかインテルだけだろう。とにかくクラブ間での話しだ。夏にどうなるかみていこう。今のニコロの目標はチャンピオンズリーグとU-21欧州選手権だけだね」と語った。