エディン・ジェコは待望の3カ月半ぶりゴール
インテルは3日に行われたセリエA第33節でエラス・ヴェローナとアウェーで対戦し、6-0の勝利を収めた。
勢いに乗っているインテルは、立ち上がりから主導権を握ると、31分に先制点。右からのCKでショートコーナーを使ってディマルコがクロスを入れると、戻りながらダイビングヘッドで対処したガイチが触れてコースが変わってオウンゴール。ヴェローナにとっては不運な形で、インテルがリードを奪う。
37分にはチャルハノールが完璧なロングシュートを突き刺して加点すると、その直後にはボール奪取からの速攻でジェコがゴール。37歳のベテランは1月18日に行われたスーペルコッパ・イタリアーナのミラン戦以来、約3カ月半ぶりの得点だ。
3点リードで折り返したインテルは、後半も手を緩めない。55分、相手ミスを見逃さなかったブロゾビッチがボールを奪って即ラストパス。ラウタロ・マルティネスがループシュートを決めて4点差とすると、61分にはアチェルビのパスを受けたジェコが華麗な左足のシュートを決めて5-0。大量リードとなる。
過密日程真っ只中のインテルにとっては、願ってもない展開。シモーネ・インザーギ監督はベッラノーヴァやザノッティを入れて、疲労を管理しに入った。
その後、最後の交代枠でアスラニを入れるなどしたインテルは、終始試合をコントロール。アディショナルタイムにはラウタロ・マルティネスがさらにゴールを奪い、6-0で試合終了を迎えた。
同日の試合ではミランがクレモネーゼとドロー。ローマはモンツァと引き分けたため、インテルは単独4位に浮上した。