ラツィオ相手に逆転勝利を収めたインテル
インテルは30日のセリエA第32節でラツィオをホームに迎え、3-1の逆転勝利を収めた。イタリアメディアの選手採点を紹介する。
前半を1点ビハインドで終えたインテルは、後半に入ってもなかなかゴールが決まらない展開だった。それでも77分にラウタロ・マルティネスがこじ開けると、ロビン・ゴセンスが続いて逆転に成功。終盤にもラウタロ・マルティネスが決めて3-1で勝ち点3を手にしている。
途中出場でドッピエッタと大暴れだったラウタロ・マルティネスはもちろん高評価。『TMW』は8でチーム最高点とし、『FcInterNews』も7で最高タイの評価だった。
単独最高点を付けた『TMW』は、「困ったときに頼りになる男で、期待を裏切らない」と寸評。交代したホアキン・コレアと比較する形で賛辞を送った。
『FcInterNews』はラウタロ・マルティネスのほか、アンドレ・オナナ、ロビン・ゴセンス、ニコロ・バレッラ、マルセロ・ブロゾビッチ、フェデリコ・ディマルコに7を付け、チーム全体のハードワークを称えている。
同メディアの最高評価は、選手ではなくシモーネ・インザーギ監督に対する7.5だった。「インテルの逆転勝利はクレモナ(第20節クレモネーゼ戦)以来。前半をリードして終えられなかったのはいつものゴール前での決定力不足とアチェルビのミスのせいで、後半はプッシュをし続けた。逆転勝利のためにベンチの頑張りが必要で、素晴らしい結果を手にした」と記している。
低評価だったのは、ホアキン・コレアのほか、当然ラツィオに先制点を献上する形となったアチェルビで、『TMW』は4、『FcInterNews』は4.5だった。