ルカクが2アシスト、ラウタロ・マルティネスが2得点
30日にセリエA第32節のインテル対ラツィオが行われ、3-1でホームのインテルが勝利を収めた。
インテルは立ち上がりから主導権を握り、何度か決定機をつくった。25分には右サイドの裏を取ったホアキン・コレアのクロスにヘンリク・ムヒタリャンが合わせてサン・シーロがわいたが、VARでオフサイドが確認されてゴールは認められない。
すると、1つのミスで大きな代償を支払うことに。30分、インテルは最後方のフランチェスコ・アチェルビが足の裏でボールを止めようとした際に押し出してしまう形になってロスト。そのままラツィオに攻めきられ、フェリペ・アンデルソンに先制点を許した。
インテルは後半開始からデンゼル・ドゥンフリースを投入。警告を受けていたダニーロ・ダンブロージオを下げた。ラツィオは後半の立ち上がりにダニーロ・カタルディが負傷で交代を余儀なくされる。
引き分けでも満足できないインテルは、55分にニコロ・バレッラが惜しいボレーを放つが、わずかに枠外。61分にはラウタロ・マルティネスとハカン・チャルハノールが入り、同点弾を急いだ。それでも押し切れず、71分にはアレッサンドロ・バストーニを下げてロビン・ゴセンスを投入し、フェデリコ・ディマルコを最終ラインに下げた。
インテルは78分にようやく同点弾。ゴセンスがスライディングでルーズボールを拾ってルカクがラストパスを出すと、これを受けたラウタロ・マルティネスがねじ込んだ。
勢いに乗ったインテルは、83分に逆転弾。ペナルティーエリア右からルカクが左足でクロスを入れると、ファーサイドにゴセンスが走り込んでジャンピングボレー。ゴセンスは着地時に負傷して起き上がれないが、それでも貴重なゴールは認められた。
90分にはラツィオに隙が生じてラウタロ・マルティネスが決定機。GKとの1対1
を一度は止められるが、こぼれ球を自ら決めて3-1とした。
アディショナルタイムの6分をしのいだインテルは、3-1で勝利。大事なチャンピオンズリーグ出場権争いの直接のライバルを下して勝ち点3をもぎ取った。
【選手採点】インテル、ドッピエッタのラウタロ・マルティネスに高評価。そのほかに高採点だったのは?
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