過去にベンフィカ戦で活躍した元インテルMF
かつてインテルでプレーしたギオルゴス・カラグニスが18日、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』にコメントを残した。ベンフィカ戦を控える古巣について語っている。
「ファーストレグはインテルが見事だった。でも、ベンフィカを甘く見ちゃいけない。今季の彼らはすでにアウェーでユーヴェにもパリ・サンジェルマンにも勝っている」
前日練習ではマルセロ・ブロゾビッチとアンドレ・オナナが衝突した。
「こういった状況ではポジティブに捉えるべきだろう。ナーバスな雰囲気というのは、集中しているってことの表れとも言える。それを正しい方向に向けることが大切だ。インザーギ監督やディレクター陣がモチベーションを高められるかも大事だね」
「チームは競争力があり、質もある。経験も豊富な選手が多い。説明ができないパフォーマンスがあるし、不運もある。ただ、私としてはいい感覚を持っているよ。コッパ・イタリアも優勝が手に届くところまできている。たしかにインザーギのチームは浮き沈みが激しい方だ。でも、私は信じているよ。来季もチャンピオンズリーグで戦えるはずだってね」
2004年3月、インテルはUEFAカップ(現ヨーロッパリーグ)でベンフィカと対戦した。敵地でのファーストレグを0-0で終えていたインテルは、サン・シーロで4-3の勝利を収めている。カラグニスにとっては思い出深い試合の一つだ。
「ファーストレグは0-0だったけど、ヌーノ・ゴメスに決められて同点としたあとで火が点いたね。(カラグニスのアシストからマルティンスが決めて)同点に追いついて、後半にも私がレコバのゴールをアシストしたんだ。そのあとヴィエリが決めて3点目が入ったけど、直後にヌーノ・ゴメスがまた決めてベンフィカが食い下がってきた。そしたらマルティンスが2点目を決めたね」
「当時のチームメートとはいまでもよく連絡を取るよ。たくさんのイベントにも出ているんだ。できる限り行くようにしている。ミランはいつも私にとってファンタスティックな街だ。特に私たちの観客は最高だったね」