セリエAから優勝クラブは出るのか
17日にチャンピオンズリーグ準々決勝以降の組み合わせ抽選会が行われた。この結果を受けて、どのクラブが優勝に一歩近づいたのだろうか。ブックメーカーのオッズの変化を紹介する。
まずは、準々決勝の対戦カードは以下のとおり。
- レアル・マドリー対チェルシー
- マンチェスター・シティ対バイエルン・ミュンヘン
- ミラン対ナポリ
- ベンフィカ対インテル
準決勝は「1」と「2」の勝者、「3」と「4」の勝者で行われる。
イタリア勢優勝の可能性はアップ？
この抽選結果は、イタリア勢に有利だという見方が一般的で、抽選会前のイタリア勢の優勝オッズは4.50倍だったのが3.00倍に変化。イングランドの2.75倍に次ぐ2番手になった。反対に順位を下げたのはバイエルン・ミュンヘンが残っているドイツ勢。優勝候補2つに勝たなければ決勝に進めないということで倍率は3.75倍から4.50倍に変動した。
ナポリが2位浮上、インテルもチャンスあり？
クラブ別で見ると、イタリア勢には良い抽選結果に映っている。ナポリが当たるミランは抽選前時点で最も高い倍率が付いていたチームで、ナポリの優勝オッズは7.00倍から4.50倍に変化。マンチェスター・シティに次ぐ2番手タイの倍率となている。
準々決勝でベンフィカと当たるインテルは、21.00倍から15.00倍に変動。チェルシー、ベンフィカと同じ優勝オッズだ。
ミランは8チーム中最も高い倍率のままだが、34.00倍から26.00倍へ変化。やはり決勝までの道のりはやや緩やかだと判断された形だ。
