イタリアの才能を物色中
インテルが2003年生まれの2人に強い興味を持っているという。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が9日に伝えた。
これによると、インテルが狙っているのはすでに何度も報じられているアタランタのジョルジョ・スカルヴィーニと、エンポリのトンマーゾ・バルダンツィ。2人は今後10年はイタリア代表を担うタレントとして考えられており、インテルはいまのうちに投資したいようだ。
ただ、どちらも獲得への道は険しい。
スカルヴィーニについては、今夏移籍の可能性が高いとみられるが、すでに市場価値は高くなっており、争奪戦で勝てない相手が出てくるかもしれない。インテルはジョヴァンニ・ファビアンとマルティン・サトリアーノをトレード要員として値下げを狙う可能性があると記事は伝えている。
今月23日に20歳の誕生日を迎えるバルダンツィは、インテル戦でもゴールを決めた注目選手。ただ、その活躍はまだイタリア国外にはあまり知れ渡っておらず、『transfermarkt』の市場価値は300万ユーロだ。
ただ、こちらはエンポリの抵抗が避けられない。同クラブはもう1年はクラブに残すという意向を明言しており、市場価値が高まるのを待っている段階。契約は2027年まであるため、急ぐときではなさそうだ。
ジャンルカ・スカマッカ獲得の話が再燃し始めたインテル。今後はイタリア色が強くなるのだろうか。
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