ミランの元CEOであるアドリアーノ・ガッリアーニ氏が、『コッリエレ・デッラ・セーラ』のインタビューに応じた。『MilanNews』が伝えている。
ミラノの2クラブが新スタジアム建設に向けて動いているという話について同氏は「ロマンという面で私に否定はできない。私のように、少年時代にスタジアムに通っていた人間としてはね」と切り出した。
同氏は「サン・シーロを取り壊し、もしくは抜け出すというのは、大きな痛みを伴う」としつつ、「スタジアムはミラノの2つのクラブが栄光を取り戻すために不可欠な要素」と話している。
ユヴェントスはデッレ・アルピを取り壊してサッカー専用の現スタジアムを建設した。サン・シーロの改修というのは不可能なのだろうか。
「ユヴェントス・スタジアムを引き合いに出すことが多いが、ビアンコネーリは冬季オリンピック開催の影響でほかに使えるスタジアムがあった。それはミラノでは不可能だ。だから、近くのエリアに移るのが論理的な話だろう。それなら地下鉄と道路でなんとかなる」。