謎に包まれたエベネゼル・アキンサンミロ
インテルのメルカートは、この冬に大きな動きを見せなかったが、若手には様々な動きがあった。その中にエベネザー・アキンサンミロという18歳のナイジェリア人選手がいる。同選手の古巣であるレモ・スターズのマイケル・オニクテ事務長が、『FcInterNews』の独占インタビューに応じた。
●インテル、18歳のナイジェリア人獲得。レアル・マドリーらとの争奪戦制す
最近の若手は幼い頃からヨーロッパビッグクラブの下部組織にいるケースが多く、そのプレーはインターネット上で見つけることが簡単だ。しかし、ナイジェリアからくるアキンサンミロは謎に包まれている。
オニクテ事務長がアキンサンミロを紹介した。
「エレガントで規律もしっかりしている若者です。ピッチを出れば落ち着いていて、ピッチ上では賢くて正確ですね。心身ともに非常に優れた選手です」
誰に似たタイプの選手だろうか。
「ケビン・デ・ブライネでしょう」
どこまで行ける器なのだろうか。
「数年後には、インテルがエベネゼルがどう見ていたかが明らかになるでしょう。彼は頂点を目指しており、それは簡単ではないことです。それでもインテルで十分な指導を受けることができる。彼は必ずやサッカー界のトップに立つでしょう」
なぜインテルだったのか。
「インテルはヴィアレッジョの大会終盤には関心を持っていました。エベネゼルを自分たちの施設に招待するための許可を求めて我々に手紙を送ってきたのです」
ほかのクラブからのアプローチもあったと言われている。
「そうですね。ユヴェントスとローマもありました。ただ、時間をかけて関心を持ち続けたのはインテルだけです。そのあとでベンフィカとサッスオーロもインテルと契約するその日まで動いていました」
アキンサンミロがインテルで10番を背負う日はくるのか。
「彼は4年契約にサインをしました。インテルが彼に長期的なプランを待っている証明でしょう。いずれトップチームで活躍し、トロフィーを獲れるような選手へ成長していくと信じていますよ」