ミランは不振抜け出せず
5日に行われたセリエA第21節、インテル対ミランのミラノダービーは、1-0でホームのインテルが勝利を収めた。
ミランがどのようなシステムでくるかが注目されたこの一戦。ステファノ・ピオリ監督は不振を抜け出すために4-2-3-1を一度手放し、3-5-2を選択した。
しかし、この奇策にしっかりと対応したのがインテル。中盤を厚くしたことでミランのハイプレスが中途半端になったところを余裕を持って運ぶことができ、試合の主導権を握った。
すると、34分に先制点。左CKをチャルハノールがニアに入れると、ラウタロ・マルティネスがヘディングで合わせてインテルがリードを奪った。
ミランはシュートゼロで前半を終えると、後半スタートからジュニオール・メシアスを下げてブラヒム・ディアスを投入。55分にはサレマーカーズとラファエル・レオンを入れた。
順調だがリードをひろげられないインテルは、71分に3枚替え。ルカク、ブロゾビッチ、ゴセンスが入る。
76分、ミランは攻め上がってきたシュクリニアルからボールを奪って速攻を仕掛けるが、ラストパスを受けたジルーのタッチが大きくなってしまいシュートできず。決定機をいかせない。
インテルは途中出場のルカクがコンディションが上がってきたことをアピールしつつ、無事に逃げ切り。インテルが1-0で勝利し、シモーネ・インザーギ監督にとってはカンピオナートで初のミラノダービー白星となっている。
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