インザーギ監督の選択についても問題指摘
ミラン・シュクリニアルを失うことが濃厚になっているインテル。『コッリエレ・デッラ・セーラ』は25日、夏のインテルの判断を非難した。
夏にパリ・サンジェルマンへの移籍が大きな話題となったシュクリニアルは、最終的にインテルに残留した。インテルとしては、シーズン中にシュクリニアルを説得し、契約延長をまとめる算段だったが、その狙いははずれ、今季終了で満了する契約延長に応じる意思はない。
そのため、シュクリニアルは今季終了後にフリーになる。もしくは、この冬の移籍市場で格安の移籍金を残して新天地へ行くかだ。
同紙は「インテルの二面性には注意しなければならない。チーム力の面でチャンピオンズリーグ出場権争いで優位にいるのは確かだが、軋みがある」とし、「シュクリニアルのケースは財務的な問題が生じるかもしれない」と記した。
「インテルは1カ月あたり、1000万〜1200万ユーロの費用がかかっている。メルカートにおける全てのセッションはスリリングであり、ミスを犯せば負担は2倍の重さにもなる。シュクリニアルを契約延長の確証を得られない状況で引き留めたのは大きな間違いだった」
また、シモーネ・インザーギ監督の采配についても言及。「彼にはレギュラーがあり、控えの出番は少ない。それがブロゾビッチとルカクの長期離脱で強調された。ローテーションしないことで主力の疲労は蓄積し、控えの選手のリズムが崩れていく」と、ほぼ固定メンバーであることが現在の問題につながっているとした。
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