PSGは攻撃補強優先
インテルのミラン・シュクリニアルは、すでにインテルでのラストゲームを終えたのだろうか。
シュクリニアルは23日に行われたエンポリ戦で2度の警告を受けて退場。同じタイミングで同選手の代理人が『テレノルド』の番組で、「現時点で契約延長の可能性は皆無」と断言している。シュクリニアルはもちろん、次節出場停止。この冬に放出するなら、もうシュクリニアルがインテルの選手としてピッチに立つ機会はないことになる。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は24日、「もうトッププレーヤーを移籍金なしで失うわけにはいかない」とし、今冬のうちに1500万〜2000万ユーロでパリ・サンジェルマンに買い取ってもらうことが最優先事項だと記した。
『スポルトメディアセット』もその話題に触れているが、パリ・サンジェルマンから「現時点でオファーはない」とのこと。
シュクリニアルの移籍騒動でイタリアメディアよりも正確な情報を入手してていた様子のフランスメディアは、今冬の移籍は実現の可能性が低いとみている様子。『Le Parisien』はパリ・サンジェルマンの今冬の予算が1000〜1500万ユーロで、ルイス・カンポスは前線の補強に充てる見通しだという。そのため、半年後にやってくるシュクリニアルにこの予算を割くつもりはなさそうだ。