最優先はアチェルビの完全移籍か
ミラン・シュクリニアル退団の可能性が高まっているインテルは、これからどう動くのだろうか。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が今後の展開について言及した。
まず、インテルはフランチェスコ・アチェルビの完全移籍にを目指すことになる。アチェルビは加入当初にティフォージの間で懐疑的な見方が強かったものの、プレーで周囲を説得。現在はステファン・デ・フライを抜いてセンターバックのレギュラーとして扱われている。
そのため、「ラツィオと早めに合意に達する必要がある」と『ガゼッタ』。ただ、設定された完全移籍オプションは400万ユーロで、これは高すぎるというのがジュゼッペ・マロッタCEOの見解だ。それでも、ラツィオにとっては不要な選手であり、アチェルビ本人も戻ることは望んでいない。交渉の余地はあり、金額を下げることは十分に可能とみられる。
また、クリスチャン・アスラニとラウル・ベッラノーヴァについても、インテルで続けることになりそうだ。
期待されたほど出番が増えていないアスラニだが、「この投資を後悔するインテル関係者は誰一人いない」と同紙は記した。アスラニの出番が少ないのはマルセロ・ブロゾビッチの能力に加え、ハカン・チャルハノールのプレーメーカー適応が大きな原因であり、アスラニに非はないという見方。これからの飛躍に期待しているという。
また、ベッラノーヴァについても同様で、「今季が終われば彼はインテルの選手になる」と、カリアリからの完全移籍に向かっているとした。