ミラノダービー制してスーペルコッパ・イタリアーナ2連覇
18日に行われたスーペルコッパ・イタリアーナのミラン対インテルは、3-0でインテルが勝利を収めた。2年連続7度目のスーペルコッパ制覇となっている。
両チームとも予想されたどおりのメンバーでキックオフを迎えたサウジアラビアでのミラノダービー。立ち上がりで勢いに乗ったのはコッパ・イタリア王者のインテルだった。
10分、クサビに入ったエディン・ジェコがワンタッチで落としたボールをペナルティエリア右でニコロ・バレッラが受けて即座にクロス。これに大外からフェデリコ・ディマルコが走り込んで1-0とした。
21分には追加点。自陣左からアレッサンドロ・バストーニがグラウンダーの縦パスをスペースに出すと、動き出していたジェコがペナルティエリア左の深い位置で追いついて切り返す。サンドロ・トナーリを華麗にかわし、右足で決めた。
追いかけるミランは64分にピエール・カルル、シャルル・デ・ケテラール、ディボク・オリジを投入して流れをかえにかかるが、77分に勝負がついてしまった。インテルはミラン・シュクリニアルのロングフィードを受けたラウタロ・マルティネスがフィカヨ・トモリをいなして抜け出すと、ペナルティエリア右から右足のアウトサイトできれいに流し込んで3点目を奪った。
インテルはスーペルコッパ・イタリアーナ2連覇。通算7度目で、優勝回数でミランに並んだ。なお、最多優勝はユヴェントスで9回となっている。