「彼は誰よりもワールドカップ優勝にふさわしかった」
インテルの副会長を務める元アルゼンチン代表のハビエル・サネッティ氏が、母国のカタールワールドカップ制覇を喜んでいる。『レプッブリカ』が同氏のコメントを伝えた。
カタールに滞在していたサネッティ副会長は、優勝セレモニーにも登場。その際、表彰台でメッシと話すシーンもカメラに捉えられている。
アルゼンチン代表の優勝に喜ぶサネッティ副会長が、次のようにコメントした。
「ピッチでメッシと話をしたよ。彼のところへ行き、ハグをして、笑いあい、とても感動的な瞬間だった。私は彼に、君にふさわしい、君の運命だったんだ、みたいな話をしたね」
「彼は『やっとだよ』とシンプルな返答だった。彼は誰よりもこの栄冠にふさわしかった。彼がワールドカップの優勝トロフィーを掲げる姿は、世界中が見たがっていたものだと思う」
サネッティ副会長は、リオネル・スカローニ監督にも賛辞を送った。
「彼は謙虚な監督で、最初から特別なものを持っていることを示していた。そして、この大きな目標に届いた」
「このチームには、大きな何かがあるという感覚があった。その幻想を多くの人が感じて理解したからこそ、信じることにつながった。チームが魂を捧げ、勢いに乗った。初戦を落としてしまったけど、それが良かった。絆が生まれたね」
いずれにしても、アルゼンチン代表にとっては36年ぶりの栄冠だ。
「運が良かったこともあるし、自分たちよりも強いチームにあたったこともあると思う。個人的には信じられないような選手とも何度もプレーした。不運なエピソードで早々と敗退することもあったね。でも、今日、私たちは心の底からお祝いをしているんだ」