ラツィオ復帰の可能性も感じないパストレッロ
インテルのフランチェスコ・アチェルビは、来季もインテルにとどまるのだろうか。代理人のフェデリコ・パストレッロ氏が、『TMW』でコメントしている。
アチェルビはラツィオから完全移籍オプション付きのレンタルでインテルに加入した。当初は懐疑的な目でみられていたものの、貴重な戦力として活躍中だ。しかし、完全移籍に動くかは微妙なところ。シモーネ・インザーギ監督との信頼関係が確かなものだとしても、34歳という年齢はネックである。
パストレッロ氏は、移籍を決める際に、もっと現実的な条件を用意すべきだったと考えている。
「アチェルビのレンタルには完全移籍オプションがあり、そこはほとんど話し合わずに設定されたものだ。だから我々はロティートと話すことになった。私としては、もっと選手の価値に見合った金額に設定すべきだったと思っている。彼が今25歳だったら、市場価値は5000万ユーロにのぼるはずだ」
「彼は35歳を目前にしている。近年のインテルの財政状況を考えると、そこで完全移籍に400万ユーロを支払うとは考えにくい。(ラツィオでは)ロマニョーリがうまくいっていて、アチェルビの特徴はサッリの求めるものとは少し違う。アチェルビはインテルでうまくいっているし、インザーギともとても良好で、チームにも溶け込んでいる」
「とにかく、インテルがシーズン末に完全移籍を目指すのであれば、我々は解決策を見つけるだろう」