オランダ代表で評価を高めて6000万ユーロで交渉か
インテルはデンゼル・ドゥンフリース放出の方針を固めつつあるという。13日付け『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
カタールワールドカップで評価を高めたオランダ代表のドゥンフリース。財政状況の改善が必要なインテルは、2023年6月30日までに放出を決めるつもりだという。取引相手の最有力はチェルシーだとしている。
インテルが目標としている移籍金は6000万ユーロ。チェルシーはドゥンフリースのようなタイプの右サイドを以前から探していた。トーマス・トゥヘルからグレアム・ポッターに監督がかわっても、その関心は継続中だとしている。
インテルは以前からビッグネームの放出が必要だったが、そこにドゥンフリースの価値向上があり、ミラン・シュクリニアルを“救う”ことができると『ガゼッタ』。また、チェルシーと取引をすることにより、2年目のレンタルが濃厚とされているロメル・ルカクの交渉でも有利に立てるかもしれない。
ルカクはチェルシー復帰を望んでおらず、チェルシーもルカクを取り戻す意思はない。ただ、今後の活躍次第で市場価値についてはまだ不透明な要素が多い。そのため、確実なことは少ないが、それでもドゥンフリースで大型取引が実現するなら、チェルシーとの交渉はより簡単になるはずだ。
