現守備陣についても語るインテルのレジェンド
かつてインテルで活躍した元コロンビア代表のイバン・コルドバ氏が、『トゥットスポルト』のインタビューに応じた。
インテルに欠けているもの
「真のインテルというのは、カンプ・ノウでの試合で観たインテルだね。バルセロナであれができるチームは強い。そのクオリティがなければ、ああいった試合はできないんだ。そして、あとはスクデットを獲得したときのような一貫性が求められる。今のインテルにはそれが足りない」
ミラン・シュクリニアル
「私からみて、シュクリニアルは議論するまでもない。浮き沈みがあったとしても、彼は安心感を与えてくれる。シーズンを通してハイレベルなプレ−をしてくれるね。契約延長? 夏にクラブは彼を厳しい立場に追いやってしまった。もう少し守ってあげるべきだったと思うよ」
フランチェスコ・アチェルビ
「インテルのようなクラブにふさわしいか疑問はあったかもしれない。でも、うまくやっているね。インザーギが彼のことを知っていたし、その信頼が助けにもなっているだろう。そして、その信頼に足る選手であることが証明された。若い選手というわけじゃないけど、チームに何かをもたらせることが分かったね」
ステファン・デ・フライ
「彼は強い。そうじゃない試合があるかもしれないけど、ステファンも議論の余地がない選手だよ」
インテルに推すDF
「ジョン・ルクミだ。コロンビア人だから、ってわけじゃないよ。彼がデポルティボ・カリ(コロンビア)でプレーしていたときから知っているし、U-17コロンビア代表のときもみてきた。私がずっと注目してきた選手なんだ。フィジカルが強くて左利きだ。サイドバックもセンターバックもいける。4バックも3バックも大丈夫だよ」
自身が対峙した中で最も厳しかったFW
「ロナウドだね。チームメートだったけど、その前に代表戦であたったよ。彼がミランに行ったときも対戦したね」
「ただ、彼のあとにもすごい選手がいっぱいいた。シェフチェンコもその一人だ。彼とはミラノダービーで何度も対戦した。シェバは完成された選手だったよ。右足も左足も、ヘディングシュートもドリブルも、本当になんでもできたストライカーだ」