マルクス・テュラムはフランス代表としてカタールワールドカップ参戦中
インテルはマルクス・テュラム獲得に近づいているのだろうか。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が25日、最新情報を伝えた。
同紙によると、ドーハに滞在しているピエロ・アウジリオSDはこの前日、テュラムの関係者と接触した。
2021年にテュラム加入目前までいった際は、ミノ・ライオラ氏との交渉だったが、今回は多くのフランス人選手を抱えるエージェンシー「スポーツカバー」社の代理人が相手。アウジリオSDが直接接触することで関係性を築き、新たな外交チャンネルがひらかれたとしている。
インテルはカタールワールドカップ期間中はもちろん、その後も同エージェンシーと話し合う予定。ボルシア・メンヒェングラッドバッハの要求する移籍金は1000万ユーロと安くはないが、ロビン・ゴセンスかロベルト・ガリアルディーニの放出があれば十分捻出可能な額ではないかとみられている。
テュラムは契約満了を待つ?
一方で『スポルトメディアセット』は、テュラムの獲得が「簡単ではない」と強調している。
アウジリオSDとエージェンシーの接触はこちらも報じており、動きとしては確かなようだ。
ただ、同メディアは「フランス人選手の代理人と最初の接触があった。だが、契約満了を待って落ち着いて決めたいと考えている様子」と報道。冬の加入を望む「インテルの希望とは違う」という。
フリーで争奪戦となれば、獲得レースがより熾烈になることは明白。交渉は良い方向へと進むだろうか。