エスポジト、アグメ、サトリアーノ、カルボーニ…
インテルから武者修行に出ている若手たちは、今季どのような活躍をしているのだろうか。
今後の展望は11月22日付の『ガゼッタ・デッロ・スポルト』をソースにしています。
マルティン・サトリアーノ
2022/23シーズン所属クラブ:エンポリ
今季リーグ戦成績:13試合出場1ゴール1アシスト
21歳のサトリアーノは、エンポリで頭角をあらわしているところ。今季終了後にインテルに戻ってくることがほぼ確実だが、トップチームで居場所はなさそうなため、再びレンタルに出されるなど、将来を再び検討することになりそうだ。
ルシアン・アグメ
2022/23シーズン所属クラブ:トロワ(フランス)
今季リーグ戦成績:3試合出場
20歳の大器は負傷離脱中。ワールドカップによる中断期間前に復帰することは叶わなかった。今季終了後に一度インテルに戻ってくる予定。来季がどうなるかは、まず復帰後のパフォーマンスを見てからとなる。
ジーニョ・ファンフースデン
2022/23シーズン所属クラブ:AZ(オランダ)
今季リーグ戦成績:2試合出場
23歳のファンフースデンは、シーズン序盤をフィットネスの問題で欠場。ようやく戻ってきた矢先に重傷を負い、しばらくピッチに立つことができない。夏にインテルに戻ってきたのち、再びレンタル先を探すことになりそうだ。
ロレンツォ・ピローラ
2022/23シーズン所属クラブ:サレルニターナ
今季リーグ戦成績:6試合出場
20歳のピローラは、シーズン序盤にベンチだったものの、カンピオナート直近7試合で5試合に出ており、評価を高めている様子。サレルニターナはシーズン終了時の完全移籍オプションがあるが、インテルはカウンターオプションを付けており、まだ将来は分からない。
フランコ・カルボーニ
2022/23シーズン所属クラブ:カリアリ(セリエB)
今季リーグ戦成績:9試合出場
バレンティン・カルボーニの兄はここまで9試合に出ているが、先発は4回と、まだ定位置確保には至っていない。それでも12日のピサ戦ではカリアリで初のフル出場を果たしており、さらなる成長が期待される。カリアリは完全移籍オプションを持っているが、ピローラ同様、インテルがカウンターオプションを付けている。
サムエレ・ムラッティエーリ
2022/23シーズン所属クラブ:フロジノーネ(セリエB)
今季リーグ戦成績:13試合4ゴール1アシスト
ムラッティエーリはここまでセリエB全試合に出場して4ゴール1アシストを記録している。フロジノーネは現在首位で、仮にこのままセリエA昇格を果たせば、完全移籍となる見込み。
ジョヴァンニ・ファビアン
2022/23シーズン所属クラブ:レッジーナ(セリエB)
今季リーグ戦成績:13試合出場4ゴール
首位フロジノーネのムラッティエーリ同様、セリエBでインパクトを残しているのが19歳のファビアン。こちらは全試合出場というだけでなく、全て先発。セントラルMFでありながら4得点を記録している。この活躍を続けた場合、来季はインテルにとどまって出場機会をうかがうことになるかもしれない。
ファクンド・コリーディオ
2022シーズン所属クラブ:ティグレ(アルゼンチン)
今季リーグ戦成績:26試合出場5ゴール6アシスト
22歳のコリーディオは、母国アルゼンチンで評価を高めた。レンタル期間は12月31日までで、去就が注目されている。インテルに復帰してもやはり出番は見込めないため、クラブがどのように判断するかに注目だ。
ヨヌーツ・ラドゥ
2022シーズン所属クラブ:クレモネーゼ
今季リーグ戦成績:9試合出場19失点
シーズン序盤にゴールを守るも、レンタル打ち切りに向かっているとの噂。
セバスティアーノ・エスポジト
2022シーズン所属クラブ:アンデルレヒト(ベルギー)
今季リーグ戦成績:14試合出場1ゴール
シーズン序盤にレギュラーとして起用されるもインパクトを残せず、次第にベンチへ追いやられる。カタールワールドカップ前最後の試合の前日にイタリアに帰国。レンタル打ち切りが確実な状況。