『ガゼッタ』が楽観の理由を挙げる
ボルシア・メンヒェングラッドバッハのマルクス・テュラムは、インテルにやってくるのだろうか。20日付け『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、その可能性があると主張した。
フランス代表のテュラムは、ボルシア・メンヒェングラッドバッハとの契約が今季まで。そのため、この冬か来年夏に手放すことになる。そこで、多くのクラブが獲得に動いている様子だ。
数多くのビッグクラブの中でインテルが抜け出せる要素があるのかは疑問符が付くところ。ただ、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』はチャンスがあるとみている。
テュラムはすぐにでもチャンピオンズリーグの舞台で主役になることを望んでいる。「マルクスはミラノでは主役だが、バイエルン・ミュンヘンでは大勢のうちの一人になるだけ」と『ガゼッタ』は記し、それがテュラムにも影響するとした。
また、テュラムとイタリアの絆もある。マルクス・テュラムは父リリアンがパルマに所属していた時に生まれたため、イタリア出身だ。その“故郷”のクラブが欧州の舞台で主役に戻ろうとしている。その先頭に立つ男としてシモーネ・インザーギ監督が獲得を望んでいる。この野心はテュラムにとって需要であり、過小評価されるべきものではないと記事は主張した。
金銭面にもそれほど心配はない。この冬にロビン・ゴセンスやロベルト・ガリアルディーニ放出の噂があり、ある程度の資金は捻出できるはずというのが同紙の見解だ。
「複雑なプロジェクトだとしても、決して不可能なことではない」と『ガゼッタ』は記した。