【写真】Marco Iacobucci Epp / Shutterstock.com
経験豊富な低コストGKをリストアップ
インテルは来季、サミル・ハンダノビッチの後釜を迎えるのだろうか。『FcInterNews』が候補者として3人を挙げている。
まず、主将ハンダノビッチの去就に注目だ。カピターノは今季序盤に正守護神の座をアンドレ・オナナに譲った形。チームリーダーとして不満をもらすことなく、良きカピターノで在り続けている。
しかし、契約は今季で満了。レギュラーでのプレーを約束するようなクラブから声がかかれば、新たな挑戦を始める可能性も否定できない。
そうなると、オナナのGKは必要だ。控えということで、低コストに抑えることは重要な要素。その中で質の高い選手が求められる。同メディアは、3人を挙げた。
アレッシオ・クラーニョ(モンツァ)
イタリア代表経験もある28歳のクラーニョは実績十分。ただ、モンツァではミケーレ・ディ・グレゴリオの控えとなっており、今季はセリエAで出場がない。ビッグクラブから声がかかれば、移籍はあり得ると記事は伝えた。
ピエルルイジ・ゴッリーニ(フィオレンティーナ)
27歳のゴッリーニも、フィオレンティーナで控えという立ち位置。アタランタでの実績は十分だが、こちらはピエトロ・テッラッチャーノのサポートだ。レンタル元もアタランタに復帰してもポジションはないため、アタランタとの交渉次第で格安で獲得できる可能性はありそうだ。
エトリト・ベリシャ(トリノ)
33歳のアルバニア代表GKベリシャも、同じような立場。トリノではバンヤ・ミリンコビッチ=サビッチが守護神で、ベリシャに出番はない。欧州カップ戦で戦うレベルのクラブからオファーがあれば、喜んで受け入れるものとみられる。
ハンダノビッチの後釜は誰に
まずはハンダノビッチの去就が分からないことに話は進まない。ただ、インテルとしては最大限の敬意を持ってカピターノの決断を待つ見通し。結論が出るのはシーズン終盤になりそうだ。