バイエルン・ミュンヘンが大幅リードか
ボルシア・メンヒェングラッドバッハのフランス代表FWマルクス・テュラムが注目を集めている。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が17日に現状を伝えた。
テュラムはボルシア・メンヒェングラッドバッハとの契約が今季で満了するが、契約延長の可能性は低いとされている。そのため、移籍金を得るためにこの冬に放出となるかもしれない。
以前からテュラムに関心を持っているインテルは、ホアキン・コレアに放出の噂があるところ。昨年夏にテュラム獲得目前まで迫ったが、8月に負傷。インテル移籍は破談となり、かわりにやってきたのがコレアという形だった。
復帰を果たしたテュラムは今季好調で、ブンデスリーガ15試合で10ゴール3アシストと大活躍中。多くのクラブが関心を示している。イタリアではインテルだけでなく、ミランやユヴェントスも状況を追っているようだ。
ただ、『ガゼッタ』は争奪戦でリードしているのがバイエルン・ミュンヘンだと指摘。「バイエルン・ミュンヘンは伝統的にブンデスリーガでプレーする若き才能を決して逃さない。今回もその伝統に従うことになる」としている。
また、同紙はブンデスリーガの関係者の話として、ボルシア・メンヒェングラッドバッハは今冬にテュラムを放出して1000万ユーロは確保したいと考えているという。
『ガゼッタ』は、「リリアンの息子は、フランス代表でキリアン・ムバッペやカリム・ベンゼマといった怪物たちの中にいる。バイエルンは彼を待ち、インテルとユーヴェは遠くから追い抜くことへの希望を持って見守っている。だが、現時点で我々(イタリア)のクラブでは歯がたたないほどのプロとしての将来性がある」と記した。