クルヴァ・ノルドのチャントにその他インテリスタがブーイング
インテルは9日、セリエA第14節でボローニャに大勝したが、サン・シーロのスタンドでは観客同士で衝突があったようだ。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『コッリエレ・デッラ・セーラ』が伝えている。
先日、インテルのクルヴァ・ノルドの有名人であるヴィットーリオ・ボイオッキが襲撃を受けて死去した。この知らせを受けたクルヴァ・ノルドは、サンプドリア戦で同じゴール裏で試合を見ていた一般の観客にも退席を強要したとして問題視された。
クルヴァ・ノルドは依然としてボイオッキを支持する立ち位置で、ボローニャ戦のハーフタイムには「ヴィットーリオはオレたちの仲間」というチャントが一部で起こったという。
だが、全てのインテリスタがそうではなく、すぐにこれをかき消すようなブーイングも起こったとのことだ。
前半のうちに逆転して折り返したインテル。スタジアムは大いに盛り上がっていたが、この一件はその雰囲気の中で起きた。それだけクルヴァ・ノルドとそのほかのインテリスタたちの溝は深いもののようにうかがえると記事は伝えている。