まずはチャンピオンズリーグに集中か
インテルとミラン・シュクリニアルの契約延長交渉が先延ばしになった。『スポルトメディアセット』などが18日に伝えている。
報道によると、インテルは今月末までにシュクリニアルの契約延長をまとめるつもりでいた。しかし、バルセロナ戦後に始まると言われていた交渉は、少し先に延期となったようだ。
ただ、その理由は必ずしもネガティブではないかもしれない。チャンピオンズリーグでグループステージ突破が見えてきたため、インテル側が先送りを望んだという。
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バルセロナに1勝1分けのインテルは、チャンピオンズリーグのグループステージ突破に王手をかけた。来週のビクトリア・ブルゼニ戦にもベスト16入りが決まるかもしれない状況だ。
インテルにとって、チャンピオンズリーグの決勝トーナメント進出は新たな取引材料。組み合わせ抽選で死のグループに入った時点で断念しかけたグループステージ突破による収入が確実になる寸前だ。金銭面にプラスがあるだけでなく、選手に大舞台の約束もできる。
だからこそ、ビクトリア・ブルゼニ戦に集中して目標を達成することが最優先。その上で、シュクリニアルと話し合うことにしたようだ。
いずれにしても、インテルにはパリ・サンジェルマンと同等のオファーを出すのは難しい。シュクリニアルの気持ちに訴えるには、材料が多いに越したことはないだろう。
