セリエAよりチャンピオンズリーグの方が得意という意見には?
現役時代にインテルで活躍したイバン・コルドバ氏が、『スカイ』のインタビューに応じ、チャンピオンズリーグのバルセロナ戦について語った。
サン・シーロでのバルセロナ戦で勝利を収めたインテルは、カンプ・ノウでのゲームでも好パフォーマンスを見せ、3-3と引き分けた。
2010年の準決勝を戦った一人であるコルドバ氏は、次のように話している。
「バルセロナとの試合は2010年の話題になるけど、今回はまったく異なる2試合であり、異なる2チームの対戦だったと思う。このように強豪2つがぶつかれば、どちらも勝ちたいという気持ちがある。今回はインテルが良い仕事をしたってことだね。あのパフォーマンスで勝ち点3を持ち帰れなかったのは残念だが、それはそれで構わない。2試合とも素晴らしいパフォーマンスだった」
シモーネ・インザーギ監督のチームがセリエAよりもチャンピオンズリーグでうまくいくのかと問われると、こう答えた。
「そうだね、それはあり得るだろう。イタリアのチームはよく知っているし、戦術的というのもあるだろう。監督というのは誰もが高い戦術文化を持っていて、あらゆる動きやディテールを研究している。自分たちのプレーをさせないために、あらゆる手を尽くしてくるものだ」
いまのインテルに自身に似た選手はいるかと問われると、次のように返答した。
「いないかな。比較は好きじゃない。ただ、いまのインテルは衰期だし、最近の姿勢やパフォーマンスなら、大きなことだって目指せるはずだ。苦しむことを知り、バルセロナのようなチームと戦えることを知る、それが大事なんだ。この姿勢がチームの成長になる。この試合は、大きな自尊心につながる。インテルは、昨季からやってきたことを信じて、もっと力をつけていくことが大切だね」