バルセロナとシャビに追い打ちかける元審判チェーザリ氏
「スペインのマスコミは、またスキャンダルと騒ぐのだろうか」。かつてセリエAで主審を務めたグラツィアーノ・チェーザリ氏が疑問を投げかけた。
インテルは12日、チャンピオンズリーグ・グループステージ第4節でバルセロナと対戦し、3-3の引き分けに終わった。インテルにとって会心のゲームだったが、判定しだいではもっと良い結果になっていたかもしれない。
特に大きな疑問が残っているのは、終盤にマッテオ・ダルミアンがウスマン・デンベレに蹴られたシーン。チェーザリ氏は『メディアセット・インフィニティー』で「主審は遠くにいて副審からの報告による判定だったが、あれは警告ではない。すねに対して入っているから退場にすべきだった」と指摘した。
さらに同氏は、56分の敵陣ペナルティーエリア内でのプレーに言及。「ピケのハンドでインテルにPKが与えられるべきだった」と、問題の場面を振り返っている。
1週間前のサン・シーロでのバルセロナ戦では、デンゼル・ドゥンフリースのペナルティーエリア内でのハンドが見逃されてスペインメディアで大騒ぎになったチャンピオンズリーグの判定。チェーザリ氏は「スペインのマスコミは、またスキャンダルと騒ぐのだろうか」と、カンプ・ノウでのジャッジに疑問符を付けた。