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ミハイロビッチはボローニャへ、ビエルサから打診も?
インテルはシモーネ・インザーギ監督を信頼している。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』や『FcInterNews』などが伝えた。
カンピオナートですでに2敗しているインテルは、7日のチャンピオンズリーグでバイエルン・ミュンヘンに敗れた。今季のスタートには多くのティフォージが不満を持っており、SNSではインザーギ監督の解任を願うハッシュタグも登場している。
だが、インテル首脳陣にとってはどこ吹く風のようだ。
『ガゼッタ』は、バイエルンが格上だったことを強調。厳しい状況にあるものの、チャンピオンズリーグの黒星スタートは「バイエルンのスパーリングパートナーになっただけ」と位置づけ、ここから何を学んで次に活かすかが重要だとした。
また、アンドレ・オナナとダニーロ・ダンブロージオの起用についても、「2人は良い働きをした」と好評価。「1点差の状況でバレッラがいたら何かが起きたかもしれないが」と前置きしつつ、ヘンリク・ムヒタリャンも悪くなかったとしている。
『FcInterNews』によると、現時点でインザーギ監督の立場は安泰。バイエルン戦のメンバー変更はむしろディレクター陣に高く評価されているという。これから解任されるとすれば、この連敗からのリアクションが見られなかったときのみだとした。
後任候補がいないことも、監督続投を後押ししている。すぐにインザーギ監督と別れるのであれば、その後釜としてシニシャ・ミハイロビッチが挙がるはずだが、こちらはまもなくボローニャの新監督に就任する見通し。
さらに、同メディアによると、今年2月までリーズを率いていたマルセロ・ビエルサ氏側から接触があったが、インテルは乗り気ではない。そのため、選択肢の少なさもあって、インザーギ監督続投しか考えていないようだ。