契約延長交渉を急ぐ
インテルはミラン・シュクリニアルを失う可能性が完全に消えたわけではない。特にパリ・サンジェルマンのプレッシャーは強烈なようだ。
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インテルはシュクリニアルに対するオファーを受けず、今夏のメルカートで放出しない方針を固めた。まだパリ・サンジェルマンからオファーが届く可能性はあるとしても、インテルは応じない意向を固めている。
しかし、次に問題となるのは、シュクリニアルの契約だ。契約が残り1年のシュクリニアルについて、クラブは契約延長を急いでいる。
フランス『L’Equipe』の報道として『FcInterNews』が取り上げたところによると、インテル経営陣の強情さに腹を立てたパリ・サンジェルマンのナセル・アル・ケライフィ会長は、なにがなんでもタダでシュクリニアルを獲得してやるとインテルに言い放ったという。
インテルはこの態度に脅威を感じたこともあって、シュクリニアルとの交渉を急いでいるとのことだ。
契約延長交渉が長引けば、ティフォージからの信頼も揺らぐことは避けられない。パフォーマンスに影響が出ることも心配される。今夏の問題は解決したが、長期的な問題はまだ終わっていないと言えそうだ。