“滑り止め”を確保
インテルは23日、フランチェスコ・アチェルビの代理人であるフェデリコ・パストレッロ氏と話し合った。守備補強の現状を『スカイ』が伝えている。
パストレッロ氏はこの日、インテルのオフィスを訪れた。約2時間の会談の中で、選手に対する条件のほか、ラツィオ側が完全移籍オプション付きレンタルで放出する意思があることが確認され、インテルがアチェルビを手中に収めた形だ。
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同代理人は会談を終えて出てきた際に報道陣にコメントを残し、「話し合いはうまくいった。インテルはセンターバックを探している。それがアチェルビになるのか、ほかの誰かになるのかは様子を見守ろう。正直に言うと、彼らにはほかの候補たちもいる。そこも考慮しているからだ」と明かした。
ただ、アチェルビの意思は明白で「彼はインザーギの存在もあって、喜んでインテルへ行くつもりだ。ラツィオを離れるのあれば、インテルは選択肢の一つとしてずっとあった」と述べている。
インテルの本命はチャロバーか
では、誰がほかの選択肢なのか、であるが、現在はマヌエル・アカンジではなく、チェルシーのトレボ・チャロバーになっている模様。レンタルでの放出にチェルシーが前向きになれば、インテルはそちらに切り替える準備をしているという。
そのため、アチェルビを抑えた状態でチェルシーの様子をうかがい続けることも考えられる。