オナナ式でCB補強?
インテルはセンターバックに誰を迎えるのだろうか。『FcInterNews』が、2人について取り上げた。
シモーネ・インザーギ監督は12日の会見で、アンドレア・ラノッキアのかわりとなるセンターバックの補強が必要だと明言していた。
その候補としてたびたび伝えられているのが、ボルシア・ドルトムントのマヌエル・アカンジだが、こちらは今夏の話ではないかもしれない。
アカンジはドルトムントとの契約が残り1年で、契約延長に応じる意思はない。そのため、ドルトムントは放出に動いており、要求は3000万ユーロ。実際には2000万ユーロ+ボーナス程度が現実的なラインとみられている。
インテルとしては、誰も放出しないのであれば獲得資金がないため、アカンジの獲得は不可能。そこで、GKアンドレ・オナナを獲得したときのように、1年後の加入に向けて話を進めている可能性がある。数週間のうちに話をまとめて、アカンジを確保してしまいたい考えだ。
アカンジの加入が来年になるのであれば、すぐに別のセンターバックを獲得しなければいけない。そこで浮上しているのがジェイソン・デナイヤーだ。
デナイヤーはリヨンを退団して現在フリー。27歳のベルギー代表DFは、年俸300万ユーロの4年契約を希望しており、ここに代理人に対する手数料も必要だ。
ただ、現時点でこの条件を提示しているのはUAEとサウジアラビアのクラブの2つのみとされている。本人はヨーロッパでのプレーを希望し、まだオファーを待っているところだ。
インテルのほかにバレンシアが興味を持っていると言われているが、交渉は進むだろうか。