メインスポンサー変更は現時点でなし。ただし、これから動く可能性も
インテルのスポンサー問題が29日の各メディアで取り上げられている。
インテルは現在、メインスポンサー「DigitalBits」からのスポンサー料支払いが遅れている。そのため、クラブは解決に向けて動いているところだ。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、インテルは現時点でスポンサーの変更までは考えていない。実際、4年間で8500万ユーロの契約を交わしたメインスポンサーなだけに、代わりを見つけるのは骨が折れるはずだ。
ただ、30日のチェゼーナ戦、8月6日のペスカーラ戦では、ピッチサイドのボードに「DigitalBits」の文字は出てこないはずだとみている。
また、当初は8月上旬にセカンドユニフォームの発表を予定していたが、この一件でしばらく先延ばしになるだろうとした。これはもちろん、支払いが滞っている段階で大々的にお披露目するつもりはないためだとされている。
一方で『トゥットスポルト』は、現時点で大きな動きはないものの、最終手段としてメインスポンサーの変更に動く可能性はあると伝えた。カタールワールドカップによるカンピオナートの中断というタイミングをいかしてクラブが動く可能性があるとした。
「DigitalBits」の仮想通貨XDBは、インテルと契約を交わした昨年から大きく下落している。契約を交わした昨年9月と比べて現在は10分の1まで価値が落ち込んでおり、これも少なからず影響があるとされている。右肩下がりのトレンドが続いている状況だ。