ビダル、サンチェス、ラノッキアらは退団へ
あと一歩でスクデットを逃したインテル。すでに来季に向けた戦いは始まっている。23日付『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が、今後の動きを予想した。
22日のサンプドリア戦のあと、ジュゼッペ・マロッタCEOは「レボリューションはない」と断言。その一方で、フリートランスファーとなる選手についいては獲得の可能性を評価すると語っていた。
フリーになる選手で注目を集めているのは、もちろんパウロ・ディバラと、この数日で話題になっているヘンリク・ムヒタリャンだ。
GKサミル・ハンダノビッチは22日の試合後の発言どおり、まもなく契約延長が正式なものになる見込み。注目のイバン・ペリシッチは23日に重要な会談があるだろう。
一方で退団が確実なのは6人。アルトゥーロ・ビダル、フェリペ・カイセド、アレクサンダル・コラロフ、ヨヌーツ・ラドゥ、マティアス・ベシーノ、そしてアンドレア・ラノッキアも間違いないだろう。さらに、アレクシス・サンチェスは違約金を支払う形で契約を終える形になる。
今夏も大忙しのインテル
クラブは今夏も財政面の問題に対処しなければいけない。具体的には、およそ6000万ユーロのキャピタルゲインと、15%の人件費削減が目標として定められている。
この犠牲者がラウタロ・マルティネスになるのか、アレッサンドロ・バストーニになるのか。はたまた別の誰かが出てくるのかは現時点で分からないが、いずれにしても忙しい夏になりそうだ。