サトリアーノ、レンタル先での活躍に手応え「10番より9番としてのプレーを学んでいる」

ラウタロ、ベシーノ、トッテナムからの関心についても語る

インテルからブレストにレンタル移籍中のマルティン・サトリアーノが、2021-22シーズンを振り返った。『L’Interista』が独占インタビューを伝えている。

21歳のサトリアーノは、1月にフランスへ渡り、コンスタントに出番を得ている。リーグアンでは15試合に出場し、4ゴールを記録した。

シーズンを振り返り、サトリアーノは次のように答えている。

「成長するためにポジションをつかんで出番をもらっていることにとても満足している。チームもうまくいっているから、それもうれしいね。あと1試合残っているから、良い形でシーズンを終えたいと思っているよ」

ブレストは基本的に2トップ。自身はセンターフォワードかセカンドトップか。

「そこは僕の興味があるところじゃないよ。どちらでもプレーできる。あとは監督が決めることだ。監督からは2トップ同士近くでプレーするように言われているけど、どっちが、というのは試合の中でも変わるものだし、どっちでもいいんだ」

とはいえ、サトリアーノはゴールだけでなく、アシストも得意。実際、ロナウジーニョやリケルメに影響を受けたと語ってきた。

「そうだね。子供の頃、彼らのことが大好きだった。今もそういった選手が好きだ。でも、今はフランスで9番としてのプレーを学んでいるところだ。正直なところ、今は10番というよりも9番の選手だと思う」

1月にはウルグアイ代表の招集候補に入った。

「リストに載せてもらえてうれしかった。まだちゃんとした招集はないけど、前もって連絡をもらったんだ。自分が正しいことをしていると感じることができてうれしいよ」

サン・シーロでのジェノア戦でのデビューについても触れている。

「あの日は決して忘れないよ。サン・シーロは無観客から有観客に戻ったところで、たくさんの人が入っていた。自分の人生で最も思い出深い日の一つだね」

将来的に憧れのラウタロ・マルティネスとコンビを組むことになるだろうか。

「ラウタロは僕にとって、世界最高のストライカーの一人だ。間違いないね。僕がインテルにいたときは、彼をいつもチェックしていた。彼の動きを真似ていたよ。パルマとのプレシーズンマッチでは一緒にやった。これからまたそうなったら最高だね」

インテルでサトリアーノを歓迎したのは、同胞のマティアス・ベシーノもだった。

「ベシーノは僕にとってすごく大きかった。毎日助けてくれた。お兄ちゃんみたいだね。ミラノの街やトップチームに馴染むのを手伝ってくれたよ」

来季はインテル復帰だろうか。それともまたレンタルだろうか。

「まだ分からない。とにかくシーズンを終えてみないとね。そのあとはバカンスだよ(笑)」

トッテナムが関心を示しているとも言われている。

「その噂は少し耳にしたし、そういったチームがいくつか出てくるのはうれしいことだ。僕がうまくやっていると思われるからそうなるわけだからね。でも、僕はまだ若い。もっと成長しなければいけないよ」

ブレストには、ルシアン・アグメもレンタルされている。

「彼とはいつもインテルの話をするよ。試合のたびにどうだったかという話になる。コッパ・イタリア決勝の勝利も一緒に喜んだよ。インテルでまた一緒にできたらいいね」

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