次代のミリンコビッチ=サビッチと評判の若手
インテルの下部組織でプレーするチェーザレ・カザデイが、『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じた。
19歳のカザデイは、今季のカンピオナート・プリマヴェーラで12ゴール4アシストを記録。UEFAユースリーグでも2ゴール1アシストと結果を残しており、今後が注目されているセントラルミッドフィルダーだ。
チェーザレ・カザデイのゴール
イタリアではセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチと比較されることが多いカザデイは、次のように語っている。
「いまは順調に進んでいてとてもうれしく思っている。とにかく、今はいつでもチームのために準備を整えておくという意識。常に前の自分よりも多くのことを、と思って取り組んでいる。僕はまだまだ向上しなければいけない。ミステル(クリスティアン・キヴ)と毎日取り組んでいるよ」
特にインスピレーションを受けているのは?
「インテルにはすごいMFがいる。特にブロゾビッチとバレッラに注目しているよ。2人は本当のカンピオーネだ」
2人から盗むものは?
「バレッラのインテンシティ。ブロゾビッチのボールを持ったときに落ち着きだね」
ミリンコビッチ=サビッチについては?
「彼の特長とスタイルはすごく好きだ。僕が多くのインスピレーションを得た選手だ。でも、そのレベルに達するにはまだまだやるべきことがあるね」
ダービーで満員になったサン・シーロにどう感じたか
「試合を観に行っていたんだ。もちろん、いつかはっていう気持ちがあるけど、そのために一歩ずつ歩まなければいけないことは分かっている。夢だね。でも、まずはいろいろなものを犠牲にして、ピッチでベストを尽くしていくことだ」
あなたにとってインテルの基準は?
「サネッティさん。カリスマ性と体力だね。でも、彼の柔軟性もすごい。どのポジションにも適応していたね」
あなたにとって理想のポジションは?
「ミステルが言う場所だね。要求をしっかり解釈してベストなプレーをしたい。スペースに飛び込むのも好きだし、ボールがないところで中に入っていくのも好きだけど、ボールを持つのも好きだね」