ラウンド16での強敵撃破を忘れず
インテルのレジェンド、マルコ・マテラッツィは、チャンピオンズリーグのラウンド16で対戦するリヴァプールが厳しい相手だと認めた。だが、2010年に優勝した際も、インテルは強敵を倒したと強調している。
2009-10シーズンのインテルは、ラウンド16でチェルシーに2試合合計3-1で勝利。これで勢いに乗ったジョゼ・モウリーニョ監督のチームは、準決勝でバルセロナを下すと、決勝でバイエルン・ミュンヘンを撃破。セリエA、コッパ・イタリアと合わせ、イタリア勢初の3冠を達成した。
マテラッツィはインテルのマッチプログラムの中で、次のように述べている。
「おそらく、最悪の相手だろう。でもオレは、2010年のラウンド16でチェルシーと対戦したのを忘れていない。パサデナ(アメリカ)での親善試合で対戦した際に、『どうやってこいつらを倒せるんだ?』と思ったのを覚えているよ。彼らは別カテゴリーのチームだった。でも、ラウンド16を突破したのはオレたちだったんだ。簡単なことじゃない。でも、うまくいけば、重要な後押しになり得る」
突破の鍵は?
インテルはファーストレグをサン・シーロで戦い、セカンドレグでは敵地アンフィールドに乗り込む。アウェーゴールルールはなくなったが、マテラッツィは初戦で失点しないことが大事だと話した。
「インテルのユニフォームを着てチャンピオンズリーグを戦うのは最高だ。こういう試合ではサン・シーロが変わる。その雰囲気が必要だ。ファーストレグはサイドを空けないことが大事。彼らのカウンターは致命的だからね。それと失点しないこと。アンフィールドで戦うのは本当に大変なんだ」
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