1930年には同日開催も
サン・シーロでは22日にインテル対ヴェネツィアが18時から行われた。23日20時45分には、ミラン対ユヴェントスのビッグマッチがキックオフとなる。2日連続で同じスタジアムが使用されるのは、コッパ・イタリアではしばしばあるものの、カンピオナートではごく稀だ。
『Opta』は、サン・シーロで2日連続のセリエA開催は史上初と紹介。『スカイ』は、過去の似たような事例を紹介している。
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一番近い例では、2019-20シーズンのラツィオとローマだ。ラツィオが2020年1月11日にナポリと対戦した翌日、ローマがユヴェントスと対戦した。
このときは、EURO2020が影響していた。新型コロナウイルスの影響もあって日程消化が進まない中、シーズンを終えなければいけない期限が設定されていたため、やむを得ずオリンピコが2日連続で使用されている。
また、1989年にもローマとラツィオが2日連続で同じスタジアムでプレーした。
『スカイ』が最も興味深い事例としてあげているのが、1930年3月19日の出来事だ。トリノ対ローマが雪のため、ユヴェントス対インテル(アンブロジアーナ)がウンベルト2世とベルギー王女マリア・ジョゼの結婚式のため、それぞれ延期となっていたため、そろって同じ日に開催となることがあった。
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