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チャルハノール「ミランよりインテル」

夏の決断に満足のインテルMF

インテルのハカン・チャルハノールが、今シーズンの前半戦を振り返った。トルコ『S Sport』での発言を『スカイ』が伝えている。

「ミランは説明しなかった」

チャルハノールは昨年夏にミランとの契約が満了。EURO2020でクリスティアン・エリクセンにアクシデントが起きたことで、インテルが獲得を決めた。

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ミランとの契約延長に応じずにライバルへ移籍したチャルハノールには、非難の声も少なくない。その理由の一端がミランにあったと感じている。

「インテルに移籍したあと、たくさんの困難があった。大変な時期を過ごしたよ。ミランが7年ぶりにチャンピオンズリーグに出たこともあってね。ただ、僕が去ったのには、多くの理由がある。クラブはそれを説明せず、僕には非難が集中した」

インテルへ移籍したあと、開幕戦で見事な活躍を見せたチャルハノールだが、なかなかフィットできずに苦しんだ。それでもターニングポイントははっきりしている。

「ダービーでのゴールは大きかったね。最初の数カ月はうまくいってなかったけど、あの瞬間に僕はインテルの選手になった。簡単な試合じゃないことは分かっていたけど、プレッシャーを感じることなくいっぱい準備できたね」

ミラノダービーでのPK奪取とゴール

「インテルの質はミラン以上」

いずれにしても、チャルハノールはインテル移籍に満足しており、次のように語った。

「エリクセンの代役というのは簡単じゃない。ルカクやハキミのような選手がいなくなれば、その後釜に対する期待は大きくなるものだね」

「2021年を首位で終えることができた。僕的には、新しい役割に慣れるのに少し時間がかかったけど、自分のポジションを見つけたと思う。後ろから組み立てるのはすごく好きだから、うまくいっているよ」

「インテルは最初から歓迎してくれた。ミランでやっていてイタリアには慣れていたし、言葉ももう問題ない。インテルはすごくクオリティの高いチームだ。ミランと比べても優れていて、僕のことを強く求めてくれたインザーギ監督には感謝だね。ピオリ監督のもとでは10番だった。ここにはバレッラとブロゾビッチがいて、中盤でいろいろな役割があるね」

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